なにわ男子1stアルバム「1st Love」を私はこう聞く

 

こんにちは。やも子です。

今朝TLに流れてきた「1st Love」の感想ブログを読んで、思い立って書きました… 突貫工事とはまさにこのことなんですが、まあ端っこにいるオタクの感想メモということで見逃してください。

 

Overture

38秒間でこのアルバムの完成度を確約する見事なインスト。
ファンが世間が未来が「なにわ男子」に向ける期待や希望や祝福を音にするとこんな風になるんだな、とファンであるこちらが納得してしまうような、あまりに正解すぎて不思議な感覚をもって圧倒されたオープニングトラックでした。

今なにわ男子を表現する擬音語と言えばほとんどの人が「キラキラ」と答えると思うのですが、そういう上からチラチラと降ってくる音やどこまでも広がっていく光の音だけではなくて、「1st Love」というアルバムを抱えてここから建ちあがっていく、ここにまず足を付けて立つ、というような物語の始まりを感じさせる管楽器のフレーズたちがお気に入りです。

 

初心LOVE

ずっとずっと欲しかったデビューシングルの再生ボタンを押して初めて耳に飛んできた鐘の音に揺れた心と、11月12日から絶え間なく傍にあったなにわ男子の姿を思い出しながら聞く「初心LOVE」すごい沁みる…… デビュー以降数えきれないくらい何度も聞いてきた一曲だけれど、Overture(序曲)からの「初心LOVE」はまた違うニュアンスで聞くことができて好きが増しました。アルバム最高。

 

Dreamin' Dreamin'

序曲があってデビュー曲があってその次の新録曲にかかるとてつもない期待を軽々と飛び越えてしまった一曲。恐ろしい子

私は何を隠そう宇宙的なきらめきをもった歌詞が大好きなので、今すぐにでも2番サビの“消えない星座描こう”に飛びつきたいところではあるのですが、ここは好きすぎて「好き!!!」以外の言葉が出てこないのであとでTwitterででも叫ぶとして…、印象的だったのは

ここにいるから 君だけのFlower 咲かせるよ愛を

です。初めてこのフレーズを聞いた時に頭に浮かんだのはSMAPの「世界に一つだけの花」でした。

世界に一つだけの花」は今や音楽の教科書にも載る超有名曲なので知らない方はほぼいないと思うのですが、簡単にざっくりとまとめると「僕たち人間も花のようにみんなが個性を持ったオンリーワンだよ」という歌ですね。平成初期の、出る杭を打つのではなく個性を尊重しましょう、というような社会の転換の中で(とくに教育界において)時流にマッチした名曲であると考えていて、私の頭の中では「ジャニーズ」「花」「愛」といったキーワードに強くヒットする存在です。

当時槇原敬之SMAPが一曲を使って世に伝えたメッセージが、同じ強さをもったまま「君だけのFlower」という言葉に格納されるようになったその言葉の組み替えの変化に気が付いた時、頭に電流が流れたような気分でした。

 

サチアレ

「サチアレ」(と「Good Day!!」)は個人的就活応援ソングとして大変お世話になりました。大橋くんと大吾くんの

叶わないで消えていった 願いやがて星になって

何度でもきっと 僕らに降り注ぐ

のおかげでお祈りメールをくれた御社への呪詛が幾つ綺麗な星になったことか……

(ということで「サチアレ」について記述しようとするとどうしても就活の話と切り離せないので、ここではサクッと進みます。)

 

月火水木君曜日

宿題も部活もカラオケも縁遠いけれども毎朝月火水木君曜日を聞いている皆さんこんにちは、同士ですね。

歌われる情景のかわいらしさも歯切れのよいメロディーも背景で流れる楽しい音たちも全部が好きで、アルバム収録曲の中で最も再生回数が多いかもしれません…… そのくらい好き。

恭平くんの「好きだよ」に差し込んでくるピョロロロロロロロみたいな音とか、2回目のサビの「It's a 恋です、純情 you know? 君が好き」あたりから流れ始める裏メロに使われている民族楽器ぽい奥行きを持った謎の音みたいな、作曲の方が持ってるとっておきのおもちゃ箱をひっくり返して作ってくれたような遊び心が散りばめられた音たちが好きで、いつも耳を澄ませています。

あと、2007年のNEWSの「weeeek」とか、2014年のHey! Say! JUMPの「ウィークエンダー」とか、ジャニーズが歌うカレンダー曲(?)が無性に好きなんですよね…、なんでだろう。なにわ男子の「月火水木君曜日」も無事にお気に入りカレンダー曲に仲間入りです。やったー!

 

妄想っちゅーDiscooooooo!!

この曲ははたしてディスコミュージックなのか、主人公くんはなぜ彼女にフラれてしまったのか、というか何が妄想で何が事実なのか、何度聞いても何が起こっているのかよくわからない迷曲。でも歌ってるなにわ男子さんが楽しそうなのでオーケーです。

この曲は流星くんのオモロさがいきてるな~と思っていて、例えば

一緒に買うたペアルック 糸のほつれも結び合わせたやん

とか、間奏のアドリブパートの

「一緒に初心LOVE踊ったやん!!(必死)」

とか、アイドルとしての矜持を高く持っている大西プロだからこその全力投球が!好きです!!

 

Brand New Heroine

聞くたびに私の心の中の女児が初恋を奪われる「Brand New Heroine」~~!!

なにわ男子の王子様力(おうじさまぢから)をここに持ってくるという神の采配。King & Princeの「シンデレラガール」は煩わしい現代を背景としてそこにおける王子様像を歌った名曲なのに対して、なにわ男子の「Brand New Heroine」は聞く人をおとぎ話の世界観に引き込んでしまうというまた違った王子様観があります…よね!?

私はこれ結構大吾くんの引き込み力が強いな~と思っていて。だって、

まって…今は君に 集中したいんだ

なんてセリフがこんなに似合う25歳男性います?!私たち当たり前に聞いてるけど、西畑さんのこの憑依力普通じゃないと思うんですよ… 初恋泥棒……

 

ちゅきちゅきハリケーン

ほぼ構成が「マツケンサンバⅡ」 

意味が分からなすぎて特に取り上げることがない、とりあえずみんな1回聞いてみて!以上!!!(褒めてる)

 

Welcome to アイラブユー

フォロワーさんならわかってくれると思うのですが、私はこういう5W1Hが明記されていないふわっとした雰囲気がなんかすごいいい感じの曲もとても好きで……!

歌詞から思い描ける風景が少ない分、ライブでのパフォーマンスで化けるような気もしているので、ここは追記できたらいいなと思っています。

 

The Answer

「The Answer」くんのことはシングルがリリースされたときに楽しみまくったこともあり、最近は夜遅くなってちょっと怖いときに聞いて早足で帰るときの曲に落ち着きました。(The Answerのテンポで歩こうとすると自然とほぼ走ることになる)いつも大変お世話になっています ありがとう……

 

Emerald

概念としての「結婚」を感じるんだけれど、当人たちの王子様力が強すぎて規模がでかい(背景に国を感じる)。

私はあまりバラードで泣けなくて、嵐でいうところの「Happiness」で泣くタイプのオタクなので、「Emerald」にしっとりとした感想を綴れないことが悔しい…。

 

「1st Love」の曲たちに対する感想をつらつらと書いてみて、やっぱりみんなの思う「私の1st Love」を聞きたくなったので、ぜひぜひ感想ブログを書いてみてほしい。

感化されてからその日のうちに書いてろくに推敲もせずにアップしてる人(私)もいるので何も怖いことはありません。書いたらぜひ教えてくださいね。

ではまた。

 

やも子